2019年度 草津商工会青年部五月度例会

草津商工会青年部五月度例会に、能見一範師範が講師として招かれました。

 

「日本が未来へ伝えていくべきもの 文化と人材育成」といった主題で、能見師範の武術との出会い、絵画とコンピュータに夢中になった少年期、光学機器メーカーや外資系コンピュータ会社での経験、管理職と競技の指導者との共通点、無意識を操作し上達へつなげる等、五十分に及ぶ講話と、四十分に渡る空手の型や古武術の練体といった参加者一同での体験学習が行われました。

  

これまでにも講習会や稽古会での講師としての経験は積んでまいりましたが、講演という形式では初めて壇上に登ることとなり、手際がよくないところや講話を時間内に巧くまとめきれなかった点など、無数に反省点がございましたが、草津商工会の皆様には最後までご静聴いただき、とても感謝いたしております

草津商工会の皆様に、例会後の懇親会も含めて暖かく歓迎していただいたことで、青年部の方々の多様で優れた個性と地域社会を支えている熱量の一端を、身近に感じることができました。

 

古くから本州の交通の要所であり、現在では京都のベッドタウンにもなっている滋賀県草津市は、人々の往来が盛んで風通しがよく、さまざまな可能性を秘めている土地だと、訪問するたびに強く実感いたします。

まだまだ講師としては未熟きわまりありませんが、どうか今後ともよろしくお願いいたします。

これから梅雨に入り、蒸し暑く疲れが抜けにくい時期になるかと存じます。
どうぞご自愛いただき、健やかに日々をお過ごしください。

皆様方のますますのご健勝と、草津のご繁栄を、心より願っております。

 

     令和元年五月  能見一範